【覚書】初めての確定申告2020(令和2)年度分
本日、初めて確定申告してきました。株・先物(CFD)の売買で損をしたので少しでも取り戻せるかな、と言うのが目的。
(CFD取引した時点で確定申告は必要)
初めてなので理解を深めるために書面でやろうかなと当初思っていたのですが、e-Taxの方が良いと教えてもらいそちらで実施しました。
●実際にやってみてのメリット
・書面より簡単
わざわざ申告書などをDLして書いてみました。結果、難しい。数字も間違えそう。e-Taxだと自動計算してくれるので安心。
・教えてもらえる
初めては税務署で確定申告した方がいいと教えてもらい、税務署に赴きました。行ってみたら、スタッフさんが丁寧に教えてくれました。ちょっと私の入力の動きが止まるとあちらから声をかけてくれたり。もちろん「すみません。。。」というとすぐ来てくれる心強さ。コロナ禍だからか、質問の札もあって、これを掲げるとスタッフさんが来てくれる仕組みでした。今回は「すみません」の声かけで全て対応できました。
●実際にやってみてのデメリット
・税務署に行かないといけないのが面倒?
そんなに面倒さは感じませんでした。初めての場合は、税務署でやった方が安心。来年からは自宅でe-Tax入力でもいいかなと思います。でも、そんなに混んでいなかったので来年も税務署に行ってもいいかなと思ったり。
●実際の流れと思ったこと
1.確定申告に関する本を一冊買う
まったくの未知の世界なので知識を入れることが大事。実際買ってよかったです。申告書の記入を書面でやるのは難しくて面倒というのがわかったし、e-Taxでやると楽というのがわかった。
申告書以外の自分で準備しないといけない書類が理解できた。株取引のことやふるさと納税の証明書など。
何を申請すると自分にとって得になるのか、損にならないのかわかった。株の配当は年収によっては申請した方が損を取り返せるなど。
2.申告書などDLして書いてみた
確定申告は難しいなぁと思いました。どこに何書いたら良いかわからない。そして、私の場合は申告書Bが必要なのに申告書AをDLして記入していたという残念な結果に。。。初めてだと間違えますこれ。でも、ここまでしたら、なんとなく、ぼんやりと必要なものがわかりました。書き方は曖昧ですが。
3.必要書類の準備
・源泉徴収票(年末調整で生命保険など控除していれば、確定申告では新たに申請する必要はない。給与の部分で入力は必要。)
・株系
・先物系
・ふるさと納税系(今回5件の納税を行いましたが、メインの1件のみ自治体記入して“他4件“と入力し合計金額を入力。あとは証明書を提出したらOKでした。5件とも入力した場合は証明書の提出が不要になります。)
これらの書類は提出の義務がなくなったそうです。なので、持ち帰ることになる。
4.税務署へ
税務署は14時くらいが空いていると教えてもらったんですが、AMの用事が早く済んでしまい11時ごろ行くことに。Googleでは11時はとても混んでいると出ていました。
その前になんとなく税務署での確定申告を調べてみると、整理券方式ということが判明。国税庁LINEからも10営業日前から整理券予約できるし(ということは、全国レベルで予約制なのかも?)、当日税務署で整理券を取ることも可能。私は、今日行きたかったので激混み覚悟で当日整理券を取りに行きました。
今日は、平日の金曜日。11時に税務署に到着して、整理券の時間は12:15〜12:44の受付となっていました。意外と早いな、と思いました。ちょうど昼時だったので、ランチを済ませてから12:15ちょうどに税務署に戻りました。
確定申告の内容によっては案内される場所が違いました。
①書類整理(給与・年金収入のみ、スタッフへの質問なしで提出のみ)
②資産(土地・建物売却、金・ゴルフ会員権の売却、贈与税の申告書作成)
③準備(上記以外、住宅ローン、申告内容について相談・確認したい)
これらもよくわからんなと思って「株取引とか。。。」というと、「③ですね」とすぐにアドバイスをいただけました。
2.必要な申請の確認と書類のチェック
必要な申請はなんなのか、それに対する書類が揃っているのか、を確認してもらいます。
「証券会社2つで取引してるんですが。。。」と聞くと必要箇所に2と書くことを教えてくれました。
「書籍代はどうしてらいいですか?」と聞くとe-Tax入力時のスタッフに確認してくださいと言われました。きっとここの人は簡単な書類の確認のみやっていて、実際の入力の場にいるスタッフの方が詳しいんだろうなと、あまり聞かないでおこうと思いまいた。
全てのチェックが終わったら、読み取り用のカードを渡されて、次の場所へ移動です。
3.PCへの順番待ち
ここから並んでPCにたどり着くまでに時間がかかるのかなっと覚悟しまいた。
が実際には、私の前は1人だけ。
しかも、PCで入力しますか?と問われ、そうです。と言ったら、待っていたお一人をすっ飛ばして、すぐにPCに案内されました。そこには複数台のノートPCと4〜5名のスタッフさん。すでに数名PC入力を行なっている人はいましたが、空いているPCもありました。
並んでいたのは、書面で記入する人たちのようでした。密な感じで、椅子に順番にたくさんの人が座っていました。これは、並びたくないなぁと思います。
4.e-Taxの入力
いざ、入力!と思って読み取りカード、マイナンバーをカードリーダーに当てて開始、PWぽいものを入力したら、エラー表示。は?と思いましたが、考えても無駄なのですぐにスタッフさんに助けを求める。すると、利用者認識番号なるものが必要らしくe-Tax入力する前に登録が必要でした。これは、ズーーーっと使っていくものなので大切に保管するよう言われました。画面上に印刷ボタンもあるんですが、近くにプリンターは見当たらず。疑問に思ったので確認すると、e-Taxの入力が全て終わったら、帰り際に読み取りカードで出口にあるプリンターでプリントアウトできるとのこと。
あとは画面の通りに入力していく。
途中わからないことはすかさずスタッフさんに質問。しかも、質問前に手が止まると向こうから近づいてきてくれるというVIP対応。本当に優しかった。ありがとうございました。
ちなみに、私の手が止まった箇所は。。。
・給与⇨株式⇨先物のように大項目を切り替える際に、毎回“終了“のようなボタンを押さないといけなくて、まだ終了じゃないのに!と迷っていたら、そのボタンでいいんですよ、と教えてもらった。
・株式の入力の時に、勘定科目の入力方法(証券会社の書類に書かれているのその通りにチェックすれば大丈夫)
・株式の入力の時に、0も入力しないと先進めない
・書籍代ってどこに入力したらいいか。これは普通に入力するところがある。
・ふるさと納税をまとめて申請する方法
・株や先物で損をした場合の申請方法。結局今年はやらなくて良いといわれました。来年の確定申告で必要なるとのこと。
そんなこんなで1時間以上ゆっくり入力していました。いつの間にか周りは誰もいなくなり、入力しているのは私だけ。私1人に対して、4−5人のスタッフさんがスタンバイしている感じでした。平日の確定申告めっちゃいいと思います。
最後に、できましたか?と声をかけていただき、できました、お手数をかけしました、ありがとございます、とお礼を言ってさよならしてきました。
5.書類の印刷
e–Tax入力が完了したら、プリンターで書類の印刷です。読み取り用カードをカードリーダに当てるだけ。プリンターの近くにもスタッフさんがいて教えてくれます。
その時、たくさん紙が印刷されますね、と言われ、書類確認してもらうと、あ〜株取引とかされたんですね、そうすると枚数多くなるんですよね!と教えてくれた。
6.印刷した書類の確認
また、場所を移動して、別のスタッフさんが印刷書類の説明をしてくれました。
・ホッチキス留め
・書類は5年間の保管が必要
・自宅でe–Tax申請するとPDFで保存することになること
・私は提出書類(ふるさと納税の証明書)があるのでファイルごと、該当税務署のBOXに入れれば終了であること
7.終了
めちゃめちゃ清々しく税務署を後にしました。
確定申告をすると、還付金の額もその場でわかったし、ふるさと納税も納税し過ぎてたことがわかりました(笑)
来年の納税額を気をつけようと思います。
実際に確定申告にかかった時間
11:00 整理券ゲット
12:15 受付
13:37 確定申告終了
1時間15分ほど作業してたことになります。早いのか遅いのか普通なのかわからないけど、実感としては時間かかったなという感じです。苦ではなかったですけどね。
来年は、自宅でe–Tax頑張ります。損失の繰越という新しい作業があるので、無理だったらまた税務署のお世話になります!